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このブログは生きているのでしょうか?

もう何年前かわからないほど、前のことになりました。
自分のブログへの書き込みも覚えていません。うろ覚えで、おそるおそるログインして書いています。エクセル会も懐かしいですね。今更これを読む人もあるまいに、何年経ってもこのように残っているなんて、びっくりしますね。プレビューを見るとちゃんと書き込みできています。エクセル会メンバーの方で、この記事を読まれた方があったら、ぜひ思い出して投稿してみてください。
# by ohmydarling | 2013-11-24 00:12

10 オランダ厚生省の環境衛生費削減政策

オランダでもベルギーでも南欧の国と違って、公衆トイレも沢山あり、しかも非常に清潔だった。ただ一般にオランダ人は体格が良いので男性用は位置が高い。公衆トイレでは有料(大体30¢≒¥40)の所もあった。
 初めて空港でトイレに入った。あれ、便器の中(所謂アサガオの中、多少左寄り)に蝿が居る、と思ったのだが、よく見ると蝿でも虫でもなく、いかにも“蝿”らしく見える絵が描いてあるのだ。なんだこれ、とは思ったがそのまま忘れてしまった。さてホテルに着いてロビーのトイレに行くと、そこのアサガオにもやはり例の“蝿”が? なんだろうな、きっとTOTOやINAXのロゴやマークと同じ、こちらのメーカーのマークだろうと思った。ところがオランダの何処へ行っても殆どのところのトイレにはこのマークがついている。この答えは帰国の日に50がらみの女性現地ガイドが説明してくれた。曰く「私は見たことが無いのですが、ある確かな情報によりますと、当地の男性便器のアサガオのある部分には虫の絵が描かれているそうです。よく判らないのですが、殿方は用をお足しになる時は、どういうわけか何か目的物があるとそこへ向って、ナニをぶつけたくなる習慣がお有りだそうで、そういった動物的習慣を利用してトイレを汚さない様にしよう、つまり清掃費の節約に繋げよう、ということで国家が主導してまず公衆便所からこの絵をつけて見た事なのだそうです。ちなみにこれを実行することにより、今までより清掃費が40%も節減されたそうです」続けて「こういうものを面白いからと言って、わざわざ写真に撮って持ち帰るお客様が多いそうで、全く日本の男性とはくだらないですね」というわけで、本当は写真を撮りたかったのだけれど、寸での所で思いとどまったため、お見せできないのがチョト残念ではある。
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写真:上より ①アムステルダム駅 ②アムスの運河で ③デルフトにて

(さて、トイレの話で締めくくるのも余りにもセンスの無いことで気が引けますが、くだらない旅行記はこの辺で終わりにします。時間を割いてお読みくださった方々に御礼申し上げます。
次回からは何を書こうか考えておりますが、前にも書いたように折角始めたブログなので続けようとは思っております。)
# by ohmydarling | 2005-10-18 23:32 | 旅行

9 同窓会

同窓会
ブルージュで、ワイフがなんとかいう三つ星レストランに行きたいと言っていたので、ホテルのコンシェルジュで予約を取ってもらっていたら、直ぐ後ろにいた若いお嬢さん(と思えた)がそれを聞いていたらしく「出来たらご一緒させて欲しい」と言う。ワイフと二人ではどうせ会話も少ないし食事は人が多いほど楽しい。こちらも願ってもない事なので「どうぞどうぞ」と3人で席を取ってもらった。
さて件のレストランに行き、何故このツアーに参加したかに始まって、趣味の話やら住んでいる所の話やら、食事と共に会話が弾んできたところでなんとなく家族の話や学校の話になった。神奈川は横浜の出身で現在40歳(ずっと若く見えた)、既に結婚しているが子供は居ない、現在の住まいは杉並、ご主人は公認会計士で仕事が忙しくなかなか一緒に行動できない、そこで1年に2,3度、友人やあるいは一人で海外旅行をする、という。英語も上手いし、ワインも私とどっこい位いける。結構旅慣れている。さて学校は?と聞いたら、高校は横浜だけど皆さんご存じない(確か、希望が丘といったような記憶がするが)、大学は渋谷近くで経済学部、クラブはESSだったと言う。もしやと思って「青山学院?」と聞いたら そうだと言う。どういう訳かウチのも同学らしく、それからは酒の所為もあってすっかり打ち解けて同窓会と相成り楽しい一夜となった。日本に帰って後も、自分が撮った写真を山のように送ってくれたり、友達とバリ島に行きました、と言ってお土産を送ってくれたりする。初めて会った人でもなにか共通項があると他の人より身近に感じられるもので、海外でのこういう時はとりわけ楽しい思い出となる。
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写真:NS嬢(夫人)
# by ohmydarling | 2005-10-17 14:55 | 旅行

8 ダイヤモンド

ダイヤモンドに関するキーワードは4Cと言って カラット(Carat=重さ) クラリテイ(Clarity=透明度) カラー(Color=色) カット(Cut=研磨) を指すのだそうだ。ベルギーには多くのダイヤモンド研磨工場があって、世界中のダイヤがここに集まってくるという。工場には勿論店舗も併設されており、グループ毎に小さな部屋に通され、研磨の工程を簡単に説明した後、おもむろに実物ダイヤをお目にかける、という仕組みだ。販売員は日本人相手の場合は日本人。慣れすぎていて、あらぬ方に目をやりながらも立て板に水を流すが如く早口で喋り捲る。初めは小さな、カットやカラーの、所謂4Cの程度の低い物から始め、ご婦人方の目の輝き方を見ながら徐々に高いものへと誘いこむ。旅行会社のバックマージン稼ぎの一環なのだろうが、何処かでよくある「密室商法」と同じでなんとなく不愉快だった。
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# by ohmydarling | 2005-10-17 14:46

7 美術館(に関連して)・・・日本の文化のある側面

難しそうな題名をつけたが、ここに書くのも本当は不愉快なのだが、昨年暮れ近くに久しぶりに京都へ行き、奈良は飛鳥まで足を延ばしたときのこと。名古屋に単身でいた頃には毎週の如く、このどちらかに出かけて休日を過ごしたものだが、今回は何十年ぶりかで、貸自転車に乗って普段は行かない蘇我馬子だか蘇我入鹿高の墓ではないかといわれている石舞台に行ってみた。きっと20年ほど前だったと思うのだが、その頃にはこの周りは平坦だった記憶がある。然し今回行ってみて驚いた。周囲は道路が美しく整備されていて、いかにも植林したと思える林が出来ており、現物のずっと手前に料金所がしつらえてあって 石舞台そのものは全く見えない。確か500円だったと記憶するが、別に内部に入るわけでもなく、触るわけでもないのに、遠望するだけで金を取るという。「昔はこんな事無かったのに…」と言ったところで中に入れてくれるわけではない。そりゃあ確かに人工的といえばそうも言えよう。つまり自然物ではないことも確からしいが、かと言って現在の奈良県や明日香村が観光用に投資したものでもあるまい。古代から存在するものを金を出さねば遠望すらさせない、というのは行き過ぎではないか。静岡県や山梨県が「ここは富士山が見えるから」と言って塀を巡らせて、見せるには金を取る、という事と同じだ。こんな事で歴史や芸術を愛する気持が生れようか? 頭に血が上ってそんなものは見ずに帰ってきた。
# by ohmydarling | 2005-10-11 21:33 | 旅行